後で思い出せるよう観劇メモ

だいたい四季キャッツの観劇メモ。記憶抜けちゃってもったいないから思い出残すため。

劇団四季 エビータ@相模大野20190825 マチネ

全国ツアーが始まりましたね!ということで開幕初日となる相模大野に向かいました。5列上手での観劇。
ここでゆきみさんエビータデビューとは!おめでとうございます。飯田のお兄さんがチェ、佐野ペロン、そして高橋マガルディ。
サンボに川村さん!実はギリギリ入場だったためキャスボもネットも観ずにきて、舞台上にいらっしゃる川村さんに心の中で大歓喜しましたw
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過去1回しか観劇したことがないので、良いも悪いも言えないのが正直なところ。映画も数度くらい。ストーリーよりも圧倒的に音楽が好きな作品です。特にプロローグのレクイエムからのこいつはサーカスの格好良さ。洋輔さんはさすがの歌唱力。やはり声がきれいですねー。ロック調の歌い方をしても根底にあるのはクラシック。はーそれにしても「こいつはサーカス」大好き。もし私が俳優ならチェやりたいわー。チェは舞台の狂言回しの役割。エリザベートのルキーニも似た立ち位置ですね。
エビータは複雑な人。溢れ出る野心や富裕層への怒りをたたえ、下克上根性たっぷりの俗物で、でも弱者の気持ちは誰よりも分かるから眼差しには確かに愛がある。聖女と呼ばれた悪女みたいなタイトルでエビータを題材とした舞台ありましたよね。まさにそれ。彼女はトータルすると悪女だと私は思うので、その悪い彼女をいかに魅力的に納得させられるかによって舞台が決まるのだろうなと個人的には感じてます。難役だなあ。歌がうまいだけでも駄目だし美しいだけでもだめ。気品と下品、嫌悪と好意が両合わせな役をいかに演じ切るか。
ゆきみさんはデビュー初日でしたが落ち着いてた!強く野心家な面を多めに感じました。孤独な強さ。いつでも根底に怒りを湛え(出自から蔑まれてきた事への怒り?)、舞台にエビータとして存在していました。お歌もうまい。
志音ちゃんのエバや江畑さんのエバはどんな感じなのだろう。3者3様で印象も違うのだろうな。二人のエバも観たいなあ。

そして高橋マガルディがハイパーミラクル格好よかったことを残しておきたい。いやーカッコいい。とんでもなくイケメンです。美声でスタイル良し!顔が小さく足も長くて言うことなし。歌声にマガルディのキャラクターそのものが表れていて、素敵でした。立ち姿が美しい。ハリウッドスター的何かを感じました…!軍服着たりしてサンボにも参加してましたよね?自信ないw

川村サンボはブエノスアイレスのナンバーが最高潮に格好いいです。巻き戻しして100回くらい観たい!

カテコはチェ締めはなかったけど、5回くらいあったかな?エバとペロンが手をつないで掃けるのかわいいですねえ。愛や恋ではなくもっと大きな願いで結ばれた二人が、最後手を繋いで舞台を後にする姿になんとなくしみじみしてしまった。

全国ツアー残念ながら他日程がどうしても都合がつかない。もう1回くらい観たかった!