後で思い出せるよう観劇メモ

だいたい四季キャッツの観劇メモ。記憶抜けちゃってもったいないから思い出残すため。

劇団四季 パリアメ@横浜 20190810マチネ

最後にもう一度松島ジェリーと唯アンリがみたくなって、急遽マチネに入れ込む。
洋さんのアダムは初めて。6月は洋マンゴ、7月は洋オマール、8月は洋アダムとかちょっと贅沢だな。また近いうちに猫屋敷に戻ってくれるといいなあ。。
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松島ジェリーは本当に、本当にカッコいい。すごい好きだ。松島さんがジェリーなら、アダムアンリよりも断然ジェリーが好み。なんだろうな、あの格好良さは。ダンスも前みたときよりもキレキレ!身体もよりしゅっとした感じ。松島ジェリーの腕の筋肉すごい好きだ・・・。
リズを見つめる瞳が愛に溢れていて、最初で最後の恋で愛なんだなって伝わってくる。はー素敵。
「ライザ」のナンバで「さあ、教会めざし行こう」って歌うところ、ほんとそのまま結婚してしまいなさい!って思うくらい多幸感あるわー。

で、今回驚いたのが洋アダム。あまりよい評判をきかなかったのだけど、全然いいじゃん!身ぎれいにするまでのヨレヨレぼさぼさ感と洋さんの青白いお顔と相まって陰キャっぷりが突き抜けてる。しかもコミュ障っぽくて、こりゃあリズとうまく話せないわ…と妙に説得感ある。芸術肌で自分なりの拘りが強そう。想像の何倍も良いアダム。俵アダムはどこかおしゃれで、包容力があって誠実で優しい感じ。洋アダムはぶきようで神経質で内向的。だからこそ身綺麗にしてからインパクトあるし、外見がかわっても中身はアダムである事は変えようがないところも際立つ。お歌は俵アダムのが一段上だけどさ、あの細く軽い歌声が洋アダムの役作りにあってる。マイロと一緒に歌うところも全然調和してない。それが洋アダムには合ってた。足の引きずり方がダンサーっぽく、タップはさすが。うまい。燕尾姿カッコいい。松島さんと付き合いが長いからか、すごいしっくりくるコンビ。そこに末っ子感のある唯アンリがいて、いい具合にバランス取れてた。
俵アダムで起きないところで笑い声があがったり、逆に俵アダムでは笑いがおきたところで起きなかったり、役者さんによってこんなにアプローチが違うのかと思うのも、ダブルキャスト、トリプルキャストの良いところですねえ。

唯アンリのおぼっちゃま感よ。手紙を書くシーンに育ちの良さがにじみ出ていて最高に愛らしい。
歌はパーフェクト。唯アンリの音源残して!!なんであんなに低音が響くのか。天国の階段音源ででたら100万回くらいリピートしたい。

石橋リズもすごい良かった。松島ジェリーとのダンスがどれもこれも美しい。彼女をセンターにパリのアメリカ人を踊るシーンすごい恰好よかった!お芝居も胸を打つ。
ミスターZの荒木さん、すごくかっこいいなって今日改めて思った。グヨルさんもいいけど、荒木さんなんだかよくわからない色気みたいなの感じる。大井町キャッツでてるのかな?マキャやってるかな?もし猫きたら絶対観に行きたい!
そうだ、草場さんもパリアメの候補に入ってるのですね。人間の草場さんもみたいところ!いつか出会えるといいなあ。

カテコも盛り上がってジェリーリズ締めで終わり。
今回5列目のセンタでみたのだが、KAATは席が格子状になっていて、全然見づらくない。プロジェクションマッピングもすごい美しい。こんなにきれいだったんだーって感動しました。
パリアメは脱落せずに何度か観ると良さがわかる感じ。なぜかふとしたところで涙が滲む回でした。素晴らしい舞台。1回目で振り落とされそうになったけど落とされなくって良かった!

また松島ジェリーの時且つ、岩崎さんがサンボに入ったら名古屋に行こう。プログラムをついに買ってみたのだけど、ほんとに岩崎さんがいた…。やっぱりパリアメに出演されるんだ…。ちょっと休んでパリアメお稽古からパリアメかなー。猫は当分来なさそうだ。さみしいのう。